エンゼルス大谷が、ホワイトソックス戦に「4番DH」で出場し、巧打と好走塁で、前日の走塁で相手選手と交錯して負傷した、右太ももの不安を一掃した。

8回1死走者なし、右中間へ7試合連続の安打を放つと、全速力で二塁を陥れた。5試合連続の長打に、ソーシア監督は「大丈夫。しっかり走れていた」と目を細めた。直後に三盗を試みた。ビデオ判定で判定がセーフからアウトに覆ったが、果敢な走塁だった。今日10日(日本時間11日)は本拠地で、エプラーGM、医療スタッフと面談。右肘のトミー・ジョン手術を受けるか否か、今後の方針を話し合う。(シカゴ=斎藤庸裕)