アスレチックスは11日、左腕ショーン・マナエア投手(26)が左肩インピンジメント症候群で19日に手術を受けると発表。このため、同投手は今季残り試合は全休となる。

4月にはレッドソックスを相手にノーヒットノーランを達成していたマナエア。今季は12勝9敗、防御率は3・59、160回2/3を投げて108三振としていたが、8月26日から故障者リスト(DL)入りしていた。

ア・リーグ西地区の首位アストロズを3ゲーム差で追い、ワイルドカードランキングではヤンキースを3ゲーム差で追っているアスレチックス。しかし、ダニエル・ゴセット、ケンドール・グレーブマン、ジャレル・コットン、A・J・パクといった投手陣がいずれもトミー・ジョン手術を受けてシーズン全休と、ポストシーズンに向けて厳しい状況にある。

ボブ・メルビン監督は投手陣にこれだけ故障者が出ていることを嘆き、「誰もが(マナエアに)同情している。なんとかここを乗り切り、我々らしいスタイルでプレーできるよう続けていく。彼も以前から離脱しており、この数日間で突然起きた話ではない」と現状についてコメントしている。