ノーラン・アレナド三塁手が初回に34号先制本塁打、トレバー・ストーリー遊撃手が3回に33号2ランを放つなどして、ロッキーズはダイヤモンドバックスとのシリーズ最終戦を大勝で終えた。

アレナドの本塁打は飛距離464フィート(約141・4メートル)を記録し、2015年のスタットキャスト導入以来自己最高。8月10日に右肩を負傷してからスランプに陥っていたが、この2日間では2本塁打で、今シリーズでは4試合で17打数で7安打4二塁打7得点5打点と活躍した。

また、この本塁打でアレナドは今季100打点目もマーク。4年連続30本塁打100打点を記録したメジャー4人目の三塁手となった。同選手はMLB公式サイトで「ボールに強く当たるように準備していて、今日はそれができたように思える。これが続けられると良い。良い日だった」とコメントした。

ストーリーの33号も471フィート(約143・5メートル)と特大。今季、飛距離470フィート以上の本塁打を2本放ったのはストーリーが初めて。同選手は「(飛距離は)あまり気にしてなかった。でも後から考えるとクールかもしれない。良いスイングでボールに当てようとしているだけで、柵を越えてくれればそれで良い」と述べた。