エンゼルス大谷翔平投手(24)の右肘については、結論がまだ出ていない状況だ。15日(日本時間16日)のマリナーズ戦前、マイク・ソーシア監督(59)が進展について「ない」と話した。

5日(同6日)に右肘内側側副靱帯(じんたい)に新たな損傷が見つかり、今後の具体的な方向性については大谷に委ねられている状況だが、決断には至っていないようだ。

大谷はこの日のマリナーズ戦に「4番指名打者(DH)」で出場する。4日(同5日)から11試合連続での打者出場となる。チームとしては149試合目で選手の疲労もピークに達する時期。だが、大谷の疲れについて同監督は「ないと思う。日本でもそういう疲れなどは見せていないだろうし、プレーに集中している」と話した。

また、13日(同14日)に「彼は来年、投げないだろう」と明かした同監督は「今は打者の方に力を入れているけど、彼の試練は2020年に先発投手として戻ってきた時に、20~24試合登板して、登板間に打者として出ることで、疲れは出てくるのではないか」と見解を示した。