エンゼルス大谷翔平投手(24)が今日21日(日本時間22日午前9時10分)、敵地でのアストロズ戦に「4番DH」で出場する。

前日20日のアスレチックス戦では2打数無安打に終わり、3試合ぶり今月4試合目の無安打。本塁打は15日のマリナーズ戦で20号を放った後は出ていないが、今月放った5本塁打のうち4本は敵地での試合だけに、そろそろ一発の期待もかかる。

相手先発は今季14勝5敗、防御率2・88をマークする右腕ゲリット・コール(28)。奪三振数は同僚の右腕バーランダーに次ぐリーグ2位の260をマークしており、防御率も同4位と手ごわい相手だ。だが今季のエンゼルス戦では3試合に登板し1勝1敗、防御率3・57とやや苦手な傾向がある。大谷は、5月15日の本拠地でのアストロズ戦で1度コールと対戦し、3打数1安打。コールの160キロの速球にフルスイングで挑み、第3打席で一、二塁間のシフトの間を抜く右前打を放った。長打はまだ打っていないが、2度目以降の対戦で相手を攻略する適応力を示してきただけに、期待がかかる。