ヤンキースが宿敵レッドソックスに屈し、対戦成績が1勝3敗となり、同シリーズでの敗退が決定。2009年以来の世界一は、またしても来季以降へお預けとなった。

先発左腕サバシアが3回3失点で降板したのをはじめ、4回までに4失点。打線が5回裏に1点を返し、9回裏、1点差まで詰め寄ったが、最後は力尽きた。

6日(同7日)の第2戦で勝利投手となった田中将大投手(29)は、ブルペンで救援待機したが、登板機会はなく、メジャー5年目のシーズンを終えた。

試合後は「悔しいです。これだけ緊張感を持っていて、明日から…。抜け殻じゃないけど、そんな感じになってしまうかもしれないです」と話した。

また、悲願の世界一について「本当に難しい。大変ですけど、勝った時の喜びは大きいでしょうから」と、あらためて来季の目標に目を向けた。

今季の田中は、27試合に先発し、12勝6敗、防御率3・75。