ツインズは相次ぐケガに悩まされたミゲル・サノ内野手(25)のオフシーズンを注意深く見守り、同選手が健康にフルシーズンをプレーできるよう願っている。サド・レバインGMは「電話や直接会うなど、(サノとの間に)一貫した接点を設けることを計画している」と述べている。

サノは2017年レギュラーシーズン終盤の6週間を左脚の負傷で欠場したのち、2018年は左ハムストリングのケガで5月はほぼ出られず、9月はハードスライディングで左膝を痛めて4試合のみの出場となった。打撃でも苦しみ、コンディション調整のため約6週間をマイナーリーグで過ごした。今季は299回打席に立ち、打率1割9分9厘、115三振という内容だった。

レバインGMと編成最高責任者のデレク・ファルビー氏は、9日に行われた報道陣との電話会議で、立て直しに向けたサノの取り組みについて楽観視。同選手はウィンターリーグに出場し、フロリダにある球団のマイナーリーグ施設に定期的に顔を出す予定だという。また、15日には母国ドミニカ共和国の球団アカデミーで、強化・調整スタッフと会うことになっている。

ファルビー氏は「サノがキャリアにおいて重要な分岐点に立っていることは承知している。昨季は大変なオフシーズンを過ごしていた。我々は彼に完全に健康なオフシーズンを過ごしてほしいと思っており、これは意味ある前進をするための機会だ」と述べている。