第2戦はドジャースが終盤に逆転し、競り勝った。4勝先取でリーグ優勝が決まる今シリーズの対戦成績はこれで1勝1敗となった。

第1戦で1回を無安打無失点に抑えたドジャース前田健太投手(30)は、1点リードの8回2死一塁から登板。左打者の代打グランダーソンを右飛に抑え、無失点で切り抜けた。前日から連投となったが、リリーフの仕事をきっちり果たし、勝利に貢献した。

中盤まではブ軍が優勢。5回、8番アーシアの中越え本塁打で先制すると、直後に先発投手のマイリーがこの日2本目の安打で出塁した。後続にも二塁打を浴びたドジャースの先発左腕、柳賢振はここで降板。ブ軍は1死満塁とし、内野ゴロで追加点を奪った。

6回にも本塁打で1点追加し3点リードしたが、ド軍が7回から反撃開始。無死一、二塁からベリンジャーの中前適時打で1点返し、その後、1死満塁から押し出し四球で1点差とした。8回には2番ターナーが無死一塁から2ランを放ち、逆転に成功。1点のリードを継投で守り抜いた。

ブルワーズの本拠地から始まった2試合が終了し、15日(日本時間16日)の第3戦からは舞台をロサンゼルスに移し、ドジャースタジアムで行われる。