ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、3回5失点(自責点4)でマウンドを降り敗戦投手となったクレイトン・カーショー投手についてポストシーズンの試合で気負い過ぎているわけではないと擁護した。MLB公式ウェブサイトが報じた。

カーショーはこれまでポストシーズンでの通算成績が8勝8敗、防御率4・26と、大舞台で圧倒的な力を発揮できているわけではない。

ロバーツ監督は、カーショーはポストシーズンであっても「マウンドに立ったらしっかり球を投げ込むことしか頭にないと思う」と述べた。

また、カーショーの速球とスライダーのスピードがあまり変わらないことが打線につかまった要因ではと質問を受けたロバーツ監督は、「カーショーは内外角に投げ分けられ、高低差をうまく使うことができ、効果的な変化球を持っている」と返答。「(第1戦での)経験を踏まえて今後どう戦うかはわれわれ次第」とコメントした。

カーショーの今季の平均球速は、速球が時速90.7マイル(約146キロ)でスライダーが88マイル(約142キロ)。