アストロズとア・リーグ優勝決定シリーズを戦っているレッドソックスのJ・D・マルティネス外野手(31)は、かつてアストロズに契約を解除されたことが今の活躍につながっていると考えている。

マルティネスは2011年にアストロズでデビュー。再建中のチームでいずれ活躍したいと思っていたが、2014年3月に自由契約となった。

その後マルティネスは強打者に成長し、タイガースとダイヤモンドバックスで注目を集めたのち、レッドソックスに加入。今季は打率3割3分、ホームラン43本、MLBトップの130打点をマークした。

26歳のときにアストロズを自由契約となったことについて、同選手は今シーズン、MLB公式サイトで振り返り、「あのときの経験が今につながっていると思う」とコメント。「何かを失ったことにより、気持ちがさらに高まった」と話した。