レッドソックス(東地区)は3回に指名打者のJ・D・マルティネスのソロ本塁打で先制すると、6回にはラファエル・ディバース三塁手が左中間へ3ランを放ち、リードを広げた。

7回で1点を返されるも、この回途中から3番手で登板したネーサン・イオバルディ投手、続いて9回で登板したクレイグ・キンブレル投手が無失点で抑えて、チームは4勝1敗で5年ぶりのリーグ優勝を決めた。

レッドソックス先発デービッド・プライス投手は、エースのクリス・セール投手が胃の不調のために先発から外れ、中3日での先発だったが、6回を3安打無失点、9三振の好投を披露した。「正直、本当に昨日の夜のブルペンからいい感じだった。かなりいい球を何度か投げているうちに何か(コツ)を見つけて、それを今日もやった」と述べた。

4年前の春季キャンプに契約を解除された古巣アストロズに勝って、ワールドシリーズ進出を果たしたマルティネスは「もちろん、少しいい気分だ。でも、もう過去のことで、その時の痛みや苦しみを経て、今ここにいる。1シーズンにシーズン108勝はチームが完璧でないとできないことだし、このシリーズでもそれができた思う。むしろ、このプレーオフを通して、そうだった」と話した。