レッドソックスのスティーブ・ピアース外野手(35)が、ワールドシリーズの最優秀選手(MVP)に選ばれた。第5戦で2本塁打を放ち、シリーズ通算では12打数4安打3本塁打、8打点と活躍。メジャーデビューからのべ9球団を渡り歩いた35歳のベテランは、MVPを獲得した心境について「今ここにいられて、夢がかなった。人生で一番うれしい」と話した。

会見室では幼い娘を抱きかかえてインタビューに答え「素晴らしい瞬間だよ。家族とこの瞬間を共有できて、本当にうれしい」と感慨に浸った。