J・T・リアルミュート捕手(27)の代理人であるジェフ・ベリー氏は30日、同選手がマーリンズに対し、長期契約を結ぶ意思がないことを伝えたと明らかにした。

マーリンズ側はリアルミュートと長期契約を結びたいとの意向を明かしていたが、チームは9年連続で負け越しており、再建に数年かかる見込みとなっている。リアルミュートは2020年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)の資格を得ることが可能。

ベリー氏は「MLBネットワークラジオ」に対し、「春季キャンプまでに彼が違うユニホームを着ていることは確実だと思う」とコメント。「J・Tはマーリンズのオーナーにもフロントにも、マイアミで契約を延長する意思がないことを伝えた。彼を2年残留させることもできるが、より価値のあるトレードの材料になるのだから、今移籍させるのは賢明。それだけのことだ」と述べた。

今季初めてオールスターに選出されたリアルミュートは、打率2割7分7厘をマーク。21本塁打、74打点はいずれもキャリアハイの記録となっている。