レッズは6日、ドジャースの打撃コーチだったターナー・ウォード氏を新たな打撃コーチとして迎えた。

ウォード氏はこれまで3シーズンをドジャースの打撃コーチとして過ごしたが、ドジャースは過去2年間、毎年のように本塁打数、長打数、長打率で記録を作ってきた。今季はナ・リーグトップの235本塁打だった。

ウォード氏は電話会談で「彼らがやろうとしているビジョンが見える。レッズの攻撃面には感銘を受けてきた。それに加えて家にも近い。私にとって家族は非常に重要で、ロサンゼルスにいるのはつらかった」と語っている。

今季も不振に終わったレッズは、得点数ではナ・リーグ8位、本塁打数ではナ・リーグ9位。オールスター明けは、得点圏に走者がいる場合の打率がわずか2割2分7厘だった。レッズはここ4年間で98敗、94敗、94敗、95敗としており、1930年代以来最悪のスランプに陥っている。