日米野球の米選抜チームで一塁ベースコーチを務めるヤンキースのGM特別アドバイザー松井秀喜氏(44)が7日、米選抜の練習に参加し、会見を行った。

練習では一、二塁間への内野へのノックを担当し、ドジャースのテーラー、ロイヤルズのメリフィールド両内野手に約30球、ノックを行った。ノーバウンドのライナーを打ってしまう場面も数回あり、慣れないながらも奮闘していた。

「足を引っ張らないようにしっかりやりたい。もちろんアメリカチームの力になるということで来てますけど、私自身、日本の野球をグラウンドで見るのがもう久しぶりなので、その点も非常に楽しみにしています」と話した。

また今回、コーチを引き受けた経緯を聞かれてヤンキース時代の監督ジョー・トーリ氏(現在は大リーグ機構の幹部)から頼まれたことを明かし「昔よくレストランでごちそうになっちゃってたんで、断れなくて」と笑った。