日本代表とMLBオールスターチームが対戦する日米野球の第4戦が、日本時間13日に広島のマツダスタジアムで行われる。オールスターの先発は、かつて広島カープ時代に同スタジアムで活躍した前田健太投手と発表された。

前田は2008年に広島でプロデビューを果たし、15年まで同球団で過ごした。8年間で通算1509回2/3を投げ、97勝67敗の防御率2・39をマーク。その後、16年に現在のドジャースに加入を果たし、MLBデビューシーズンに16勝。ポストシーズンにも3年連続で出場している。

今回のオールスターの一員で、ドジャースで前田のチームメートでもあるエンリケ・エルナンデス内野手は、MLB公式サイトで「今回、最も楽しみにしていることのひとつは、ケンタがホームタウン、ホームスタジアムで投げているところを見ることだ。素晴らしいだろう。彼は(広島の)ヒーローで、彼と一緒にここにいるのがどんな感じか知るのはきっと面白い」とコメント。また、同じくクリス・テーラー外野手も「彼がどんな大歓迎を受けるのか見るのが楽しみ。広島のファンが彼を大好きなのは知っているし、彼は長い間、広島で素晴らしい活躍をした。きっと、彼にとって、広島ファンの前で昔のチームメートと対戦するのは楽しいだろうね」と述べた。