今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手は受賞後のインタビューで、オフのトレードによる心機一転が活躍につながったと述べた。米CBSスポーツが16日に報じた。

イエリチはマーリンズに在籍していた2013-17年の間にシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を獲得するなど安定した成績を残し、7年契約を結んでいたが昨オフに突然の移籍となった。

移籍先での再起にあたっては選手やコーチなど多数の人々から影響を受け、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)ブラウンズQBのベーカー・メイフィールド選手からも刺激をもらったという。

打率3割2分6厘、36本塁打、110打点をマークし、チームをナ・リーグ優勝決定シリーズに導く原動力となったイエリチだが、これほどの結果は自分でも予想しなかったと告白。MVP受賞については「とてつもない名誉」だと述べた。

今後の目標を聞かれると、イエリチは個人のタイトルよりもブルワーズのワールドシリーズ進出と制覇を掲げた。