エンゼルス大谷翔平投手(24)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。2月1日の渡米時に成田空港でセレモニーを行って以来となる日本での会見となった。

大谷は10月1日(日本時間2日)には右肘のトミー・ジョン手術を行い、現在はリハビリ中だが、メスを入れることを決断した際の思いを聞かれると「もちろん、抵抗はありましたし、入れない方が良いなら入れない方が良いと思ったが、長期的に見た場合、不安なくやれるのが1番かなと思い、必要な手術だと思い、することになりました」と語った。

術後から2カ月の、現在の状況は「術後は順調ですし、約2カ月弱ですけども日常生活に苦労することなく。最初の1カ月、右手を思うように使えなかったですけど、今は不自由することはないですし。今は、やって良かったと思いますし、今後もそう思えるリハビリの過程を踏めればと」と説明した。

現在のトレーニング状況については「ランニングを含めた有酸素トレーニング、下半身、体幹…右腕を使わないトレーニングは出来る。右手も軽い負荷をかけた抵抗運動は出来る」と説明した。

その上で「屈曲伸系の運動は継続的にやっていきたい。実戦復帰に向けては1、2週間単位のリハビリの進行具合で全然、変わってくるので次のステップに順調に進めるようにやっていきたい感じ」と説明した。【村上幸将】