エンゼルス大谷翔平投手(24)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。2月1日の渡米時に成田空港でセレモニーを行って以来となる日本での会見となった。

大谷は質疑応答の中で、10月1日(日本時間2日)にトミー・ジョン手術を行ったことを含め、過去3度、右肘の故障をした要因について聞かれた。大谷は「原因がこれだと分かっていれば、楽だと思うんですけど、要因は1つじゃないので、より難しくなっている」と語った。その上で「フォームは、より効率よく投げるというのは今、始まったものじゃなく野球が始まった時からのことで。人より速く投げるために負荷がかかるのは、しょうがないので、効率良く投げるところを見つけるのが最初かなと」と投球フォームの改善を継続する考えを明らかにした。

現段階で出来ることについても「今の段階で出来るのは、よりスムーズに万全に復帰できる状態に持っていくところ」と語った。

来季については「主に打者として出場することになる。今年と違う。(今年は)大事な時に離脱したのが1番。(来季、チームに入った時は)最後までチームに貢献できるようにレベルアップして戦いたい」と抱負を語った。【村上幸将】