エンゼルス大谷翔平投手(24)が22日、東京の日本記者クラブで“凱旋(がいせん)会見”を行った。

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-(新人王)受賞を知った時の気持ちは

率直にうれしかったのもそうですし、中継でつながっていたのでリアルタイムで聞くことができた。投票してくれた記者の方だったり、応援してくれたファンの方だったりとか、感謝することがたくさんある。

-受賞を受けて連絡がきたか。差し支えなければ誰から、どんな内容がきたか

差し支えあります(笑い)

 -手術に抵抗は

肘にメスを入れることには抵抗がありましたし、入れないなら入れない方が良いのかなと思ってはいた。長期的に見た時に、健康的な状態で不安なくマウンドで自分のパフォーマンスを出せるためには必要な手術かなということで、手術することになった。術後の経過は順調。2カ月弱たちましたけど、日常生活に関してもなに不自由なく。最初の1カ月くらいは苦労したけど、今は不自由することはないと思っているので、やってよかったなと思っています。これから先も復帰するときにそう思えるリハビリの過程を過ごせればいいんじゃないかなと。

-肘の回復具合、練習メニューと復帰時期は

順調にきている状態。現在の練習メニューに関してはランニング含めた有酸素系のトレーニング、下半身も体幹のトレーニングもできる。右腕を使わないトレーニングに関してはできる状態。(右腕も)軽い負荷のかかった抵抗運動だったりとかはできる感じかな。実戦復帰は1週間、2週間単位のリハビリの進行具合によって変わってくる。次のステップに順調に進めるようにやっていきたい感じかなと思います。

-ベーブ・ルースと比較されることが多い

素晴らしい選手とは理解していたけれど、どこがどうすごかったかはあまり理解できていなかった。投手より打者のイメージの方が個人的に強いので、ホームランが出ない時代にあれだけのホームランを打てるというのはとてつもなく素晴らしい選手だったと思う。時代を代表する選手という意味では目指すところだと思うので、一選手としてより高いレベルでプレーしたいと思っている。