今オフにレッドソックスからフリーエージェント(FA)となった守護神クレイグ・キンブレル投手は、6年の長期契約を望んでいると報じられているが、MLBネットワークラジオのジェフ・ジョイス氏はこの希望を叶えられる球団はないとの見解を示した。MLB公式サイトが伝えた。

キンブレルはブレーブス時代に4回、レッドソックスでも3回オールスター選出。今季は63試合で防御率2・74、5勝1敗の成績で、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。

ESPNのバスター・オルニー記者は先ごろ、ツイッターでFAとなった同選手が6年契約を希望していると投稿。長期契約のために年俸を減らすとしても、6年となれば、救援投手ではMLB史上最高額に達する。

これにジョイス氏は、「数年前のケンリー・ジャンセン投手やアロルディス・チャプマン投手のような5年契約もないだろう。おそらく4年。だが個人的には、6000万ドル(約68億円)や7000万ドル(約79億円)で4年もありえないし、どこにそんなことを考える人がいるのかも分からない」とコメント。

さらに、「アダム・オッタビーノ、ザック・ブリットン、アンドリュー・ミラー、ジェウリス・ファミリア、デービッド・ロバートソンのような投手がいるんだ。ブリットンとミラーは2年前ほどの状態ではないが、それでもチームはキンブレルとこれほど大きな契約をする前に、彼らのチャンスを検討するだろう」と述べた。