ナショナルズのマーク・ラーナー・オーナーは7日、ラジオ番組のインタビューで、同球団からフリーエージェント(FA)となり去就が注目されているブライス・ハーパー外野手について退団も覚悟しているとの認識を示した。

同オーナーはハーパーが「現時点では戻って来ると思っていない。次に進もうと決めたと思う。あまりにも大きな金額が提示されている」とコメント。ナショナルズがハーパーに示したとされる10年総額3億ドル(約330億円)については「提示できる最高額」だったと示唆した。

その一方、マイク・リゾGMは7日、FAで獲得したパトリック・コービン投手の入団会見に同席。質疑応答で、コービンの獲得とハーパーの去就が関連しているかと尋ねられると「それぞれ別の問題」と述べ、「ハーパーはナショナルズという家族の大きな一員。ぜひ戻ってきてもらいたい」と答えた。