大リーグ公式サイトのウインターミーティング特集記事では、目玉となる9選手を写真で紹介しており、そのうち先発投手4人の中に菊池雄星投手(27)が入っている。他の先発の目玉はFAの左腕カイケル(アストロズ)、トレード市場に出ているクルバー(インディアンス)とグリンキー(ダイヤモンドバックス)両右腕で、サイ・ヤング賞受賞経験のある大物ばかりだ。

<クルバー>

インディアンス(トレードでの獲得が可能)

32歳、右投右打 20勝7敗 防御率2.89 今季推定年俸11億8000万円

初めてフルシーズンで先発ローテに入り最多勝だった14年と防御率と勝利数の2冠だった18年に2度のサイ・ヤング賞を受賞。今季は3年連続球宴に選出され、カーショー、セール、シャーザーらと並びメジャー屈指のエースと評される。平均149キロの速球にカット、シンカー、スライダー、チェンジアップと変化球が多彩で、特にスライダーとカーブは高評価。常にポーカーフェースを保つことでも知られており、メンタルの強さでもトップクラス。来季が5年契約の最終年だが21年まで球団に契約選択権がある。