大リーグ公式サイトのウインターミーティング特集記事では、目玉となる9選手を写真で紹介しており、そのうち先発投手4人の中に菊池雄星投手(27)が入っている。他の先発の目玉はFAの左腕カイケル(アストロズ)、トレード市場に出ているクルバー(インディアンス)とグリンキー(ダイヤモンドバックス)両右腕で、サイ・ヤング賞受賞経験のある大物ばかりだ。

<菊池雄星>

西武からポスティング

27歳、左投左打 14勝4敗 防御率3.08 今季推定年俸2億4000万円

今季メジャーで左腕の速球平均球速は91・4マイル(約147キロ)だが、菊池は95マイル(約153キロ)前後を投げられるとあって非常に評価が高い。CBSスポーツ電子版によると、あるア・リーグ球団のスカウトは菊池を「本格的なパワーレフティー」と呼んでおり「最低でもローテ3番手、すべてがうまくはまれば2番手として信頼できる存在になる」と評しているという。FA選手の獲得に関しては通常、球団が口を閉ざすことが多いが、それでもジャイアンツやレンジャーズは菊池争奪戦に参戦することをすでに表明済み。