ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)が16日(日本時間17日)、米ロサンゼルスに到着した。東京・成田から約9時間のフライトでやや疲れた表情だったが、代理人スコット・ボラス氏の事務所スタッフとともに、報道陣に会釈をして空港を後にした。

菊池は今後、ロサンゼルスでトレーニングをしながら、代理人と話し合いを進めていく予定。現時点ではマリナーズ、ジャイアンツなどが獲得に動いており、ボラス氏によれば、獲得意向のある球団はロサンゼルスを訪れて直接、菊池サイドと交渉することとなる。

交渉期限は米国東部時間の来年1月2日午後5時(同1月3日午前7時)だが、年内には移籍先が決まる見込み。残り約2週間で決着をつけることとなりそうだ。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)