ナショナルズは27日、右腕アニバル・サンチェス投手(34)と2年1900万ドル(約21億円)で合意した。2021年については球団オプションとなる。

サンチェスは今季ブレーブスで先発として最も安定した働きを見せており、25試合(うち先発は24試合)に登板し、7勝6敗、136回2/3を投げて135三振を奪った。防御率は2・83で、2013年のタイガース時代に挙げた2・57に続くキャリア2番目の良い成績であり、24試合以上に先発したナ・リーグの投手陣のなかでは6番目に低い数字だった。

サンチェスは電話会見で、この年齢での2年契約が重要だったと述べたほか、同じブレーブスからカート・スズキ捕手が先月2年契約でナショナルズに復帰したことに触れ、同選手との関係を維持することも重要な要素だったと説明。「これは僕にとって大きなこと。特に2018年の投球において、僕が行ったあらゆる変化にスズキは関係していた。自分は彼が求める投球が分かっている。投手、捕手として本当にいい関係を築いてきた」と述べていた。