18年8月に細菌感染症にかかってシーズン途中に戦列を離脱したインディアンスのリオニス・マーティン外野手(30)が11日、病を患って以来初めてメディア取材に応じた。

同選手は8月7日の試合を終え、帰宅後にクリーブランドの病院に担ぎ込まれ、それから2週間入院。「命を救ってくれた」と、まず医師と看護師らに感謝を述べた。

ここ数カ月はいろいろなことが頭をよぎったが、「一番大事なのは家族と子供たちの姿を見ることができて、再び野球ができること」だという。

病院に搬送された際は気を失っていて、発症した夜の詳細は「痛みを感じていたことだけは覚えているが、どこでどうなったのかはいまだに思い出せない」と述べた。

野球をプレーすることについては11月に許可が下り、制限なくキャンプで練習できるというが、今後復帰した時に自分がどう反応するか予想もつかないとコメント。「気持ちを抑えられるようベストを尽くしたい。インディアンスのユニホームを身にまとうたびに、その時間を慈しみたい」と語った。