今年の米野球殿堂入り4選手が22日発表され、歴代最多の通算652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏(46=ヤンキース)は史上初の満票で選出された。「選ばれるだけで光栄なのに、満票は信じられない」と喜んだ。かつては先発完投が評価されたが、最近2年でクローザーが選ばれたのは3人目。分業時代に重要性が認識された。

首位打者に2度輝いたエドガー・マルティネス氏(56=マリナーズ)は、資格最終年の10年目で選出された。「選ばれたのは、球団が私をアピールする活動をしてくれたことが大きい」と感謝。現役18年間の大部分をDHで出場。守備面の貢献で評価が分かれた数年前まで票が伸びなかった。

オリオールズとヤ軍で通算270勝を挙げたマイク・ムシーナ氏(50)は資格6年目で、ブルージェイズとフィリーズで通算203勝を挙げ、17年11月に小型機の墜落事故で40歳で死去したロイ・ハラデー氏は1年目での選出となった。