今オフに肩などの手術を受けたアスレチックスのマット・チャップマン三塁手(25)は10日、3月20日に東京で行われるマリナーズとのシーズン開幕戦には間に合うとの見解を示した。MLB公式サイトが伝えている。

チャップマンは昨年10月に親指、同12月に左肩の手術を受けた。肩の動きが今も制限されており、守備は問題ないものの、スイングはまだリハビリ途中となっている。

チャップマンは「いつからフル稼働できるかを言うのは難しいが、毎日頑張っている。ここから全てがどう進むか次第だが、今見る限りでは、それほど皆に後れを取ることはないと思う」と述べ、「シーズン開幕までには準備ができると確信している」と続けた。

同選手は昨季、145試合に出場し打率2割7分8厘、24本塁打をマーク。三塁手でゴールドグラブ賞、さらに全ポジションのなかでも最優秀守備選手に贈られるプラチナグラブ賞も受賞した。ア・リーグの最優秀選手賞(MVP)の投票では7位だった。