フリーエージェント(FA)となっているブライス・ハーパー外野手について、ジャイアンツが短期契約を希望しているようだ。MLB公式サイトが伝えている。

ハーパーは9月にナショナルズがオファーした10年3億ドル(約330億円)の契約を断ったと報じられているが、「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者によれば、ジャイアンツはそこまでの契約をオファーするつもりはなく、高額での短期契約を考えているという。

なお、ジャイアンツのラリー・ベアCEOは9日に行われたファンフェストで、ハーパーと首脳陣が先ごろラスベガスで行った会合はうまくいき、4時間も続いたとコメント。ハーパーの行き先についての臆測は避けたが、ジャイアンツは「トライしている」と述べた。

球団編成本部長のファーハン・ザイディ氏は8日、「互いに関心を抱いているのは明らかだ。我々は数時間、いい話し合いができた」と語り、ラスベガスまでハーパーに会いに行ったのは関心の高さの表れだと本気度を示していた。