昨年ドラフト1巡目(全体9位)でアスレチックスから指名されたオクラホマ大のカイラー・マレー外野手(21)が11日、プロフットボールNFL入りを表明した。自身のツイッターで「NFLのQBになることに人生の全てをささげる」などとつづった。

マレーは昨季の活躍でQBとしての評価が急上昇し、12月に大学アメフトの年間最優秀選手賞を受賞。1月にNFLのドラフト申請を行い、進路が注目されていた。マレーは「自分はQBとしてプレーするために育てられた。史上最高のQBになって優勝するために、自分自身の100%をささげる」と決意した。

4月25日に行われるNFLドラフトで1巡目指名されれば、史上初めて両競技で1巡目指名された選手になる。一方、米メディア「ジ・アスレチック」によるとア軍はまだ入団を諦めておらず、交渉を続けるという。

なお、契約金466万ドル(約5億1300万円)の内すでに150万ドル(約1億6500万円)が支払われているが、マレーは129万ドル(約1億4200万円)を返還し、残りを受け取る権利を失うとESPNが伝えた。