マリナーズ菊池雄星投手(27)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州ピオリアで今キャンプ初めてブルペン入りし、投球練習を行った。

控え捕手フレイタス相手に速球、カーブ、スライダー、チェンジアップの全球種を37球。渡米後、同地ですでに4回の投球練習をこなすなど着実に準備を進めてきたとあって、終始リラックスした表情で投げ込んだ。

練習後は「いい軌道で投げられていたと思います」と笑顔で振り返った。

その一方で、反省点も挙げた。

「ストレートに関しては、いい軌道で行っていた。ただ、スライダーが思うように曲がりきらないというのが、アリゾナに来てすごく感じるので、アジャストする必要があると思います。試行錯誤はまだしています」。

今後は2日おきに投球練習を行う予定で、次回は野手組が合流する16日(同17日)に投げることになる。