今季限りでの現役引退を表明しているヤンキースの左腕CC・サバシア投手(38)が16日、会見を行い、デビューから通算18シーズン、常にチームにいい影響を与えられる選手であるよう努めてきたと述べた。MLB公式ウェブサイトが報じた。

同僚たちも会見場に詰めかけ、設けられた席の前方6列をヤンキースの選手たちが占めるなか、サバシアは「いいチームメートだった、と自分を記憶してもらいたい」と希望。「2019年はヤンキースが優勝できるよう、持てる力をフィールドですべて出し尽くしたい」と語った。

なぜいま引退を決めたのかという質問については「もう潮時」と笑顔。古傷の膝の問題もあるが、成長しつつある子供たちとの時間を大事にしたいと話した。

共同パートナーのハル・スタインブレナー氏は、「この10年彼がヤンキースを代表する選手であったことを誇りに思う」とし、「今季は優勝という目標を果たすことにより、彼のレガシーをなお一層強固なものにしたい」と述べた。