エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(39)が、開幕戦出場へ意欲を見せた。

野手組の集合日となった17日(日本時間18日)にクラブハウスに姿を見せ、メディア対応を行った。今シーズンの開幕まで残り40日を切ったが「僕には僕のルーティンがあって、何をすべきか分かっている。開幕戦に準備万端でいきたい」と冷静に話した。

昨年は膝の痛みと闘いながら、117試合に出場し、打率2割4分5厘、19本塁打。そのうち70試合は一塁を守った。8月下旬、状態が悪化した左膝を手術、9月には右肘の手術も行った。現状については「全て順調だ。今の状態に満足している」と自信を見せた。

開幕後から大谷翔平投手(24)復帰までの期間は、指名打者(DH)として出場する見込みで、大谷の復帰後は再び一塁を守る必要も出てくる。「チームにとって何がベストか。自分の状態にもよる」と話したが、どれくらい出場するつもりかと問われると、「190試合に出るよ。春のオープン戦を含めてね」と冗談で笑わせる余裕も見せた。

また、今季、打者に専念する大谷については「彼が(去年)やってきたことは、簡単なことではない。本当に素晴らしい。打線の一員として復帰することを楽しみにしている」とエールを送った。