マリナーズ菊池雄星投手(27)が、19日(日本時間20日)、メジャーで初めて打者を相手にした投球練習(ライブBP)を行った。直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを含めて30球、打者4人に対して安打性の当たり2本、空振りは4球(直球3球、カーブ1球)の内容だった。

投球を振り返り、菊池は「1つ1つのボールに関しては思ったより良かった。ストレートに関しては空振りも取れましたし、そういう精度を高めて行ければ」と手応えを口にした。一方で、スライダーには課題が残った。安打性の打球もスライダーをとらえられたもので、「まだまだ抜けてしまうボールがある。修正が必要」と話した。

イチロー外野手(45)との対戦はお預けとなったが、ライブBP直前のブルペンでは背後にイチローもいたが、「マジですか? 教えてくださいよ」と気が付かなかったことを明かした。報道陣から伝え聞き、「全然、知らなかったです」と苦笑いだった。