先ごろ、ブルワーズと1年1000万ドル(約11億円)で契約を結んだマイク・ムスタカス内野手(30)が、ワールドシリーズ進出に向け意気込みを示した。

昨季途中でロイヤルズからブルワーズに加入したムスタカスは、新天地で54試合に出場し、打率2割5分6厘、8本塁打、33打点をマーク。チームはナ・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに敗れてワールドシリーズ進出を逃したが、三振で最後のアウトを取られたのがムスタカスだった。

同選手は19日、「昨季終了時点で、僕らにはやり残した仕事があったと思う。昨年ここでプレーしてとても楽しかった。僕らに少し及ばなかった点があったのは確かだけど、このチームは去年いた場所に戻ってこられると思うし、ワールドシリーズに向けて努力できると感じている」と、前向きに語った。

同選手はさらに「契約にサインしたからには、もう準備はできている。これが僕の人生だ。ここに来て仲間たちと過ごし、優勝を目指すために野球をしている。フィールドに戻り、再び野球を始めるのが待ち切れないね」と意欲も示していた。