新打撃フォームを改造したマリナーズのイチロー外野手(45)は、キャンプ4日目のフリー打撃で、28スイング中8本の柵越えを放った。中盤以降の4連発をはじめ、中堅左へ打ち込むなど、技に力を加えた打撃を披露した。

実戦形式の打撃練習(ライブBP)では、初めて登板する菊池雄星投手(27)との「対決」も期待されたが、互いに別グループとなり、次回以降へお預けとなった。それでも、イチロー自身が「見たいな。だって日本で一番いい左投手だからね」と話していた通り、練習のわずかな空き時間を利用してブルペンへ。準備をする菊池の背後から、熱心に各球種の軌道をチェックしていた。