エンゼルス大谷翔平投手(24)が20日(日本時間21日)、早ければ3月中旬にもスローイング再開の見通しを示した。チームとは別メニューで強化トレーニングや素振りで調整。練習後、投手としてのリハビリ予定について「(キャンプの)終盤でちょっと投げられれば良いかなと。何通りかプランを立てていきたい」と明かした。

現状は室内での地道なトレーニングが続くが「やれることも増えているので、何事も面白い」と前向きだ。最短で5月ごろの打者復帰に備え、空き時間には昨季を復習。「この投手はこういう印象だよなっていう確認。相手投手を中心に、最初から最後まで見ている」とデータや映像で振り返っている。オープン戦には出場しないが「もちろん出なくても(試合を)見ると思う」とうなずいた。

順調なら今週中にもティー打撃を再開するが「100%で振った時に(右肘に)怖さがない確認をして、そこからティーにいく感じ」と慎重に進めていく。(テンピ=斎藤庸裕)