エンゼルス大谷翔平投手(24)が1日(日本時間2日)、下から投げられたボールを打つトス打撃(ソフトトス)を行った。今キャンプでは初めて。オースマス監督が「翔平は15球のソフトトスを行う。次のステップになる」と明かした。大谷はこの日もチームとは別に室内施設で調整。球団広報によればソフトトスに加え、素振り15球、ティースタンドに置かれたボールを打つ練習(置きティー打撃)を20球、行った。

22日から置きティーを再開。7日連続で徐々にスイング数を上げていき、前日は40スイング行った。大谷は置きティー打撃を行った翌日の23日に「(次のステップまで)1週間単位かわからないですけど、それくらいかなと思います」と話しており、予定通りに約1週間で打撃練習の段階が上がった。

オースマス監督によれば、次のステップは「コーチが投げる球を打撃ケージの中で打つ練習になる」と、前から投げられたボールを打つ練習となる予定だ。これまでの経緯を踏まえれば、1週間程度ソフトトス打撃で調整を行い、状態に問題がなければ再び段階が上がることになりそうだ。