タイガースの右腕マイケル・フルマー投手に、トミー・ジョン手術が必要となる可能性のあることが分かった。同投手は最近行ったブルペン投球の際に肘の痛みを訴えていた。

タイガースは19日、MRI検査と医師によるセカンドオピニオンの結果、フルマーが肘の内側側副靱帯再建手術を勧められたと発表。今後、サードオピニオンを求める予定だという。

2016年にア・リーグ新人王に輝いたフルマーは、チームの将来を担う重要な若手戦力とみなされてきたが、このところは当時の状態を取り戻すことに苦戦。昨季は膝の故障により9月半ばでシーズンが終了し、3勝12敗、防御率4・69という成績だった。

膝の故障を招いた可能性のある器質的な問題については、すでに調べたとオフシーズン中に語っていたフルマーだが、今度は肘についてさらに厳しい予後と向き合う可能性がある。