マリナーズ菊池雄星投手(27)が、29日(日本時間30日)のレッドソックス戦登板に向け、ブルペン投球で調整を行った。26日(同27日)、パドレスとのオープン戦前にブルペン入りし、40球。全球種の精度を確認した。

本拠地Tモバイル・パークでのデビュー戦を3日後に控え、感触は「良かった」と満足そう。また投球練習後には、チームメートで開幕投手の左腕ゴンザレスと数分間、話し込む場面もあり、「チェンジアップをどういう意識で投げているかとか、いろいろ話してくれました。有り難いですね、本当に」と感謝の気持ちを口にした。

米国での本拠地デビューの相手は、昨年のワールドシリーズ覇者レッドソックス。昨季のア・リーグMVP打者ベッツや、通算195本塁打のJ・D・マルティネスら強力打線が相手となるが、「そういうのを楽しみにというか、自分の力を高めるためにここに来ている訳ですし、本当にレッドソックス戦を楽しみにしている」と、対戦が待ち遠しそうだった。