右腕カイル・ヘンドリックス投手(29)が26日、カブスと2020年から23年までの契約に合意した。両者は1月に1年740万5000ドル(約8億2000万円)の契約で合意していたが、これに5550万ドルが上乗せされることになる。

ヘンドリックスは昨季、キャリア最多となる33試合に先発し、シーズン終盤に先発した16試合では防御率2・65、9勝3敗をマークした。メジャー5年間では通算132試合に先発し、52勝33敗。100試合以上に先発した現役投手のなかでは5番目に低い防御率3・07という数字を記録している。

ヘンドリックスは「シカゴの街も、ファンも、特にチームメートも、ここのすべてが大好きだ。僕はカブスのことだけを考えている。できるだけ長く彼らと一緒にいたい」と契約延長の喜びを語った。

カブス編成本部長のテオ・エプスタイン氏は「カイルは球団のどの選手にとっても素晴らしい模範。彼はリーダーとして大きな1歩を踏み出している。多くの選手が彼とその仕事への取り組み方を尊敬している」とヘンドリックスを称賛した。