エンゼルスのブラッド・オースマス監督(49)が6日(日本時間7日)、大谷翔平投手(24)の打者復帰の時期について改めて慎重な姿勢を示した。

この日のレンジャーズ戦前の時点でチームは2勝6敗。主砲のトラウトが最近2試合で3発と勢いづくが、打線は1試合の平均得点2・5点と元気がない。左の長距離砲として期待された新加入のボウアーも打率8分と不振。チーム状況によっては大谷の復帰を5月より早める可能性について、オースマス監督は「彼をリスクにさらしたくない。チームに加わるときは、彼の状態が良くて準備ができた時」と冷静に話した。

大谷はこの日、屋外でのフリー打撃は行わず、本拠地エンゼルスタジアムの室内で調整。ティー打撃などを含めて、前日と同じく45スイングの打撃練習を行った。