ヤンキースの救援右腕デリン・ベタンセス投手(31)が13日、右肩の骨棘(こっきょく)を治療するためにコルチゾン注射を受けたことが分かった。およそ6週間離脱する見込み。チームドクターによると、手術の必要はないという。

MLB公式ウェブサイトでベタンセスは、骨棘は2006年からあったもので、注射を受ければ今後のプロ生活で再び痛みを感じることはないと医師に言われたことを明かし、「ほっとした。急がず準備のために時間を使いたい」と述べた。

3月から戦列を外れ、復帰間近とみられていた同投手だが、今後3週間は投球練習を控え、5月下旬に戦列に復帰できるよう目指すという。

ベタンセスはオールスター選出4回の実績を持ち、昨季は主にセットアッパーとして66試合に登板して4勝6敗、防御率2・70だった。