右肘靱帯(じんたい)手術から復帰を目指すエンゼルス大谷翔平投手(24)が15日、来週から投手相手の打撃練習に移行することが決まった。

同日にロサンゼルスの病院で右肘検査を受け、診断は「異常なし」。これを受けオースマス監督が「主治医も満足しており、順調に次の段階へ進む」とし、1週間後に投手の投げる球を打ち始めると明かした。マイナー戦か同僚相手の実戦形式かなどは今後決めるという。

大谷は現在、チームの遠征には同行せず、本拠地アナハイムでリハビリ中。3月27日に屋外でのフリー打撃を再開し、12日からマシン打撃で速球を打ち込んでいるという。同監督は復帰見通しについて「投手相手の打撃をどこでやるかが決まれば、復帰までに必要な期間も見えてくる。彼自身の感覚がどうかも重要」と話した。順調なら5月7日の復帰が見込まれている。