ナショナルズの右腕スティーブン・ストラスバーグ投手が、8回を2安打無失点、2四球、11三振という快投で今季2勝目(1敗)を挙げた。今季最長のイニングを投げた同投手はキャリアで41回目の二桁三振をマークし、防御率を5・56から4・11に下げるとともに、チームがシリーズ3タテを食らうのを阻止した。

デーブ・マルティネス監督は、同投手が8回104球を投げたところでもう十分と考えたそうだが、交代を告げられたストラスバーグは明らかにもっと投げたかった様子。マルティネス監督は「彼はマウンドに戻りたがっていた。私はトンネルの中で彼に『素晴らしい仕事だった』と声をかけた。彼は『オーケー』と答えたよ」と笑いながら語った。

一方のストラスバーグは「監督からボールを奪われるまでは、できるだけ長く投げるつもりでいる。シンプルな話だ」とコメントしている。

打撃ではライアン・ジマーマン一塁手がソロ本塁打2本、ブライアン・ドジャー二塁手もソロ本塁打1本を放つなど、ストラスバーグを援護した。