レッドソックスは3−3で迎えた延長11回にクリスチャン・バスケス捕手が犠牲フライを放ち、ラファエル・デバース三塁手が勝ち越しのホームベースを踏むと、その裏は6番手のライアン・ブレイシア投手がしっかり抑え、レイズとのシリーズに3連勝。ア・リーグ東地区首位チームを相手に今季初のスイープを達成した。

5番手のマーカス・ウォルデン投手が2回を投げて1安打無失点、2三振とし、今季3勝目(0敗)。ブレイシアが6セーブ目を挙げた。先発したデービッド・プライス投手は「大きな3連勝だ。僕らがどんなタイプのチームか、僕らにはちゃんと分かっていた。この3日間、それを見せたと思うよ」と喜びのコメントを発した。

昨季ワールドチャンピオンのレッドソックスは開幕から10試合中8試合を落としていたが、これにより直近12試合で7勝5敗とし、レイズとのゲーム差を8から5に縮めた。

アレックス・コーラ監督は「良い野球をしたね。我々はこのまま上昇を続けていかなくてはならない。それが我々のやることだ」と巻き返しを誓っている。(AP)