カブス・ダルビッシュ有投手が今季最多の11三振を奪い、6回途中まで5安打2失点無四球と好投し、3勝目の権利を持って降板した。

初回、先頭のセンゼルに安打で出塁され、二盗と捕逸で1死三塁となり3番スアレスに適時二塁打を浴びて先制を許した。しかし、直後にラッセルの2ランで逆転してもらうと2、3回はともに2三振を奪って無失点に切り抜けた。4回にアルモラのソロ本塁打でリードを広げた直後には2死から連打を浴びて1点差となったが、5回には2番ボットを内角速球で見逃し三振に仕留め、今季初の10奪三振をマークした。2桁三振は17年8月10日のダイヤモンドバックス戦以来、約2年ぶり。

6回も続投し、3番スアレスを速球で空振りさせて11個目の三振を奪ったところで降板した。4回での降板が2試合続いていたが、この日は荒れ球気味の投球も無四球にしのぎ、しっかり試合を作って降板した。