ヤンキースの3Aスクラントンでプレーしていた加藤豪将内野手(24)が、2Aトレントンに降格した。

今季は開幕を初の3Aで迎え、29試合で打率3割4厘、7本塁打、18打点で昇格が期待されたが、ヤ軍のチーム状況では厳しかった。

昇格のためにはまず40人枠に入る必要がある。現在ヤ軍は60日間のIL入り選手8人を含め48人が40人枠入りし、その8人が復帰する際も誰かを40人枠から外さなければならず、加藤の枠を空けるのは困難。3Aも内野手が飽和気味だったため、加藤が押し出された。地元メディアのトレントニアンも「アンラッキーな2A行き」と伝えた。早速2Aに合流した加藤はビンガムトン戦に「2番DH」で出場し、3打数2安打、2四球1三振。降格については「自分はプレーをするだけ」と同メディアに話した。