右肘の靭帯断裂で昨年10月17日にトミー・ジョン手術を受けたヤンキースのディディ・グレゴリアス遊撃手(29)が、6月にも戦列復帰の見込みとなったことが分かった。

20日にフロリダ州タンパのチーム施設で行われるオープン戦で手術後初の実戦出場を迎える予定となった。

18日にタンパで実戦形式の練習に臨み、打席に8度立ったグレゴリアスは「早く仕事をしたくてじれったいが、関係者の言葉を信じて決められたスケジュールに従っていきたい」と述べた。

アーロン・ブーン監督は18日、同選手の復帰について「すべてが順調にいけば(6月復帰の)見込みは十分ある」と述べた。

昨季成績は打率2割6分8厘、27本塁打、86打点。レッドソックスとのア・リーグ地区シリーズ第2戦で送球の際に肘を負傷した。